この年の立春(2月4日)から翌年の節分(2月3日)までの一年間の運勢と対処法
運勢予報は次の7種類に分けていま す。
快晴、晴れ、曇り、雨、晴れのち雨(前厄)、雨のち曇り(後厄)、どしゃ降り(厄年)。
《全体運》
今年はツキはありますが、八方塞がりを感じる年。 功成り名遂げて、かえって目標を失ったりするような年です。迷いやすく、諸事に疑問や不平不満が出て、仕事や家庭でいろいろと変化を求めたり、うさ晴らし を したくなり、独りよがりで強引に行動したくなる年。
一か八かの勝負は自分の首をしめることになります。謙虚さを忘れず、欲を出さず慎重に考えて行動することがなによりも大切です。「人の和」を何よりも大切 にしましょう。
自分がこの世の中すべての中心と感じてしまうほど強いパワーがある年です。山で言えば頂上です。功成り名遂げた姿でもあります。自 信過剰気味の強烈なエネルギー、強引に事 を進めようとする行動力は、その反動による破壊力に満ちています。ツキはあっても、なかなか思うように運ばず、八方塞がりを感じる年です。
《対処法》
サラリーマンにたとえ るなら、立身出世を果たした人と言うことができます。会社の内情が手に取るように見え、その自信過剰から融通性に乏しくなり、強引に自分の意見を押し通し たり、とうてい無理と思われることを実行したりしがちな年で、そのため、周囲の人から浮いてしまう恐れがあります。
家庭の中でも孤独な王様になってしまう 傾向があります。これまで1つ1つ努力し、山を登ってきたのです。見晴らしの良い頂上についた時は最高の気分でしょう。しかし、山の頂上の気候は急変しま す。喜びもそこそこに細心の注意を払わなければ、何時、足をふみはずすか、岩がくずれ落ちるのかわからないのです。今年はそのくらいの危険が伴う年と覚悟 して、粘り強く進むことです。
今年はあなたが持っている強烈なパワーは、周り に与える影響力も強い為、自分で意識してブレーキをかけなければ、徹底して自分の主義主張を押し通しがちで、その結果、せっかく苦労して築いてきたものが 土台から崩れ去ることになるかもしれません。
それを防ぐには、「人の和」を大切にすることです。今年は周りが見えずに思い上がり、どうしても独善的、自己中心的になりやすいものですが、それを極力抑え て、相手の気持ちを思いやる。その努力が大切なのです。
それは仕事上のことのみならず、恋愛や家庭生活でも同じです。デートをするにしても何をするにしても、いつも以上に相手の気持ちを大切にすることを忘れて はなりません。どんなに突っ走りたくても、あるいは成功が確実に見えても、人の意見に耳を傾ける余裕と、先々を考える慎重さを忘れないことが肝要です。
運勢的に見れば今年は山の頂上。上りと、下 りの両方を経験する大きな変化が表れる時です。一年の前半は頂上までの上り坂、あとは下り坂です。山は上りより下りが難しく、用心して下らなければなり ません。しかし、何もするな、してはいけない、というわけではありません。建築もダメ、結婚もダメ、墓を建てるのもダメなどと書いてある本がありますが、 決してそんなことはありません。運勢が下り坂だから と 言って、消極的になることはありません。実力、良い人脈と揃っていれば、新規事業でも家の購入でもやってかまいません。
最後に一言、ギャンブルには手を出さないことです。手がけていたことが一段落し、気が緩み、気持ちが大きくなる時で、ギャンブルに手を出したくなるもので すが、ギャンブルにはまるとブレーキがきかなくなります。そんな危険な年であることをしっかりと認識する必要があります。